呼吸について

ぼくは、自分の意思で心臓を自由自在に止めたり、動かしたりすることができません。できないのが当たり前ですよね。心臓が止まってしまったら、死んでしまいますから。

呼吸も同じように、ずっと息を止めていたら、死んでしまいます。

ふだんは、脳の働きで、自然に呼吸をしています。だから、眠っているときでも、呼吸は止まりません。

それでも、自分の意思で息を止めようと思ったら、少しの時間なら止められます。それ以外に、浅くしたり、深くしたりすることも、早くしたり、ゆっくりしたりすることもできます。

自律神経と呼吸

呼吸は、交感神経と副交感神経、自律神経と深いかかわりがあります。

つまり、緊張しているか、リラ~ックスしているかが、呼吸でわかるのです。

人は、というか、動物は、緊張していると、呼吸が浅くなります。さらに集中すると、息を止めている時間が長くなります。これが活動時の呼吸で、交感神経の働きによるものです。

逆にリラ~ックスしているときは、ゆっくり深い呼吸です。眠っているときの呼吸を想像してみてください。これが休息時の呼吸で、副交感神経の働きによるものです。

演奏者の呼吸

楽器を演奏するっていうのは、めっちゃめちゃ緊張ですよね。頭がフル回転しているかもしれません。目の前に楽譜があったりすると、なおさらです。さらに、聞いている人がたくさんいたりすると、もう、たいへん。心臓ばくばくですね。

実は、人は「自分が、今この瞬間息を止めている。」ということを認識できません。

え?止めていないって?いえいえ。息を吸いきった瞬間、息を吐ききった瞬間、息を止めている時間があるんです。気が付きましたか?ずっと息を吸い続けることや、ずっと息を吐き続けることができない以上、必ず息を止める瞬間があります。意識を集中すると、この息を止めている時間が長くなります。

これは、最初に言ったように、緊張からくるものです。いわゆるストレスですね。

つまずいて、転んだり、ドッジボールのボールを受け損なったときに、「ウッ」となって、しばらく息ができなかった経験があるでしょう。これも緊張からくるストレスによるものです。

歌うことの意味

集中を解く鍵は、歌にあります。声が呼吸することで、演奏者の呼吸もリラ~ックスすることができます。

まだまだ書きたいことはありますが、今日はこのへんで。

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